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2015年度第2回国連英検特A級合格者の2次試験内容

2016/01/13(Wed) 21:57
国連英検特A級

2015年度第2回の国連英検特A級に、けーたさんが合格されました!けーたさんの了解を得ましたので、ブログで2次試験の様子を公開します。今後受験される方は参考にしてください。


先日特A級を受験しまして、運よく合格することができました。
土佐犬さんのブログとても良い参考になりました。
合格できたのも土佐犬さんのブログのおかげといっても過言ではありません。ありがとうございます。

合格がとても嬉しくて、合格体験記を早速国連英検事務局に送ったところです。

今後の参考までに私の先日の2次試験の様子をお伝えします。

国連英検 特A級2次試験
日時:2015年12月6日
会場:日米会話学院(東京 四ツ谷)

会場到着~待合室
2次試験案内には集合時間14:00と記載されていましたが、遠方(静岡県)から当日の移動であったため、余裕をもって13:00頃四ツ谷駅に到着しました。駅周辺の景色を眺めながら遠回りして会場に向かいました。会場には13:25頃到着しました。
受付を済ませると待合室に案内されました。待合室には私の他に15名ほど受験者が居ました。Interview Sheetに記入する内容は前もって決めてあったので、それを書き込むだけにしました。すべての項目に記入はせず、面接で自分が自信を持って語れる事のみを簡潔に大きい字で書きこみました。面接官の方々も我々と同じ人間ですから、Interview Sheetに文章で長々書いてあったり、すべての項目に色々なことが書いてあったら、短時間では理解できないであろうと思ったからです。その場合、Interview Sheetに記載されていないことについて質問される可能性が高くなるのではないでしょうか(私の推測)。私がInterview Sheetに記載した内容は以下の通りです。住所(静岡)、専門分野(化学)、興味のあること(環境問題、テロ)、海外経験(アメリカ, 10年、大学入学~博士号取得)のみ記入しました。

↑幸運なことに面接での質疑内容はすべてInterview Sheetに関連するものでした。

待合室~面接室前
待合室に案内されてから10分程度で係員の方に名前を呼ばれました。待合室には私を含め15名程度受験者がいたので、もう少し長く待つのかと思っていたので、若干驚きました。その時間帯はA級の受験者が多かったのでしょうか。係員の方に案内され、面接室の前に用意してあった椅子に座りました。

面接
面接室前での待機時間は10分ぐらいだったと思います。面接官の方が私を呼びに来られたので、案内に従い面接室の席に座りました。
着席して30秒ほど面接官の方々は私のInterview Sheetに目を通しておられました。その後、ストップウォッチのスイッチを押し、面接がスタートしました。自己紹介から始まるのかなと思っていたら、いきなり本題に入ったので若干驚きました。以下、質疑応答の内容です。

面接官: 環境問題に興味があるとのことですが、これは具体的にはどういうことでしょうか?
私: 具体的には地球温暖化です。IPCCの報告によると、工業化以降に見られている気温上昇の原因の一つは、人類が排出した温室効果ガスであると考えられております。また、工業化前と比較して2℃以上の気温が上昇した場合、様々な自然災害が起こると予測されております。現在、パリでCOP21が開催されており、各国は今後の温室効果ガス削減の道のりを話し合っております。

面接官:COP21ではどのような合意が得られると思いますか?

私: 会議は開催中なので、現時点で明確なことは言えませんが、すべての国が温室効果ガス削減の法的義務を負うことが理想的です。

面接官: 法的義務とは何を指しておりますか?温室効果ガスを削減することでしょうか?それとも、削減量に関してのことでしょうか?

私:削減量に関してです。というのは、削減量を縛っておかないと効果的なアクションにはならないと思うからです。

面接官:具体的にはどの程度の削減が必要だと思いますか?

私:50%の削減です。

面接官:50%の基準になるのはいつですか?現在対比で?

私:1990年代対比です。

面接官:なるほど。EUが提唱している削減量のことですね。

私:はい。そうです。(ここで自分の考えの根拠を示すべきでした。今になって後悔・・・)。

面接官:法的拘束力がある議定書に各国が批准すると思いますか?

私: 難しいことは分かっております。事実、アメリカは京都議定書のような取決めには批准しない可能性が非常に高いと言われております。その場合は、法的拘束力はもたせないにしても、すべての国が削減努力をするような議定書にしなくてはいけません。京都議定書は法的拘束力はあったので、その点は良かったのですが、アメリカ、中国、インドなど温室効果ガスを多く排出している国が、排出義務を負わなかった点について失敗だったと思います。今回のCOP21では、京都議定書よりも効果的な合意が得られることを願っています。

面接官:日本は温暖化に関して、何をするべきだと思いますか?

私:日本は省エネ技術で世界をリードしています。例えば、自動車の燃費はここ20~30年で2倍以上に改善しております。自動車の燃費改善の分野では、日本に勝る国はありません。省エネ技術こそ日本が世界に貢献できる分野であると思います。今後も省エネ技術を磨いていくことが地球温暖化対策につながると思います。

面接官: 再生可能エネルギーについて日本はどうしていくべきでしょうか?

私: 太陽光、風力などは将来的には化石燃料にとってかわるものになるかもしれませんが、現在は発電コストが非常に高く天候にも左右されるので、今後の技術革新無しにはベース電源として使用できません。

面接官:地熱発電はどうでしょうか?日本は地熱発電には非常に向いている国だといわれております。潜在的には世界でも3位ぐらいに入ります。

私:確かに地熱発電は太陽光などとは異なり安定した出力が得られます。ただし、初期の建設コストが非常に高いという問題があります。また、効率の良い発電ができる場所は非常に限られております。多くの場合、温泉地であるので、発電所建設のために立ち退きを要求しなくてはいけません。そういったことが解決できれば、地熱発電は非常に有望であると思います。ただ、現在で最も現実的な選択肢は原子力発電であると思います。原発は東日本大震災以来、多くの人に嫌悪されている発電方法であります。ただ、私個人としては原発の選択肢は捨ててはならないと思います。発電コストが化石燃料同等で出力は安定しており、温室効果ガスが発生しないため、温暖化対策の切り札だと思います。当面は、原発の力を借りて、他の再生可能エネルギーの技術改善ができたら、そちらに切り替えていくことが現実的な選択肢だと考えております。

面接官:安倍首相は地熱発電技術をアジアの国に輸出しようとしています。日本ではまだあまり使用されていないのに外国に技術を輸出するのはどう思いますか?

私:それは皮肉なことです。ですが、温暖化は日本だけの問題ではありません。地球上すべてに関わることであるので、技術輸出するで世界が良い方向に進むのであれば、是非やるべきだと思います。
面接官:温暖化以外の環境問題について関心があることはありますか?

私:はい。核廃棄物についてです。現在の科学技術では、核廃棄物を無毒化することはできません。将来無毒化できる技術が確立されるまで、地中深くに埋めておくという方法がとられております。これは非常に大きな問題です。ただ、逆にこの問題を解決できれば、多くのエネルギー問題が解決できます。この分野に関しては、今後も研究を進めてほしいと思います。

面接官:なるほど。そうですね。

面接官:話題はかわりますが、テロについて懸念されているとのことですが、これは具体的にはどういうことですか?

私:ISISのことです。パリでの銃乱射、ロシアの旅客機の墜落、カリフォルニアでの銃乱射など非常に頻繁にテロが起きており、現在の状況を非常に危惧しております。

面接官:テロを防ぐにはどうすれば良いでしょうか?
私:非常に難しい問題ですが、まずはISISを解体することが重要だと思います。シリア情勢は複雑ですが、幸運なことにアメリカ、中国、ロシアを含め世界ほとんどの国がISISを排除すべきだと意見が一致しております。

面接官:現在ロシアとトルコが対立していることについてはどう思いますか?
私:先日、ロシアの戦闘機がトルコに撃墜されたことが原因ですが、これはISIS対策で意見が食い違っているわけではありません。どちらの国もISISを解体したいと思っているのは共通しているので、長期的には両国間の対立は大きな問題には発展しないと思います。

面接官:その他何か議論したいことはありますか?
私:はい。シリアからの難民問題について。

面接官:どうぞ
私:EUはquota systemを導入していますが、それでも難民受け入れは追いついておりません。他の国も積極的に難民を受け入れるべきだと思います。ただ、日本は現実的に難民を受け入れる土壌がないと思います。難民を大量に受け入れるという方針には、日本国民の大半は反対するでしょう。今後、国際貢献のために難民をいかに受け入れるかについて日本は今度頭を悩ますと思います。

面接官:そうですね。それでは、時間になりましたので面接は以上です。ありがとうございました。
私:ありがとうございました。

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